効くストレッチ、効かないストレッチ
柔らかすぎる必要はありませんが、適度な柔軟性は疲れにくく動きやすい体作りと怪我の予防に役立ちます
今日は柔軟性向上のためのポイントをご紹介します
効くストレッチに必要な2つの要素
①伸張反射を起こさない
柔軟性を上げたい一心でグイグイ限界まで伸ばそうとしてしまいがちですが逆効果です
脳が危険と判断し体を守るために筋肉は収縮(緊張)してしまっています
しなやかな伸びを保てる姿勢を作りましょう
②30秒保持
良い姿勢が作れていても短い時間では筋肉は緩みません
呼吸をしながら張りを感じなくなる弛緩した状態になるまで30秒ほど静かにストレッチを保ちましょう
微笑むことができるくらいの「ゆとり」をもってやってみると良いかもしれません
効くストレッチの理想的なタイミング
柔軟性向上のためのストレッチは体温が高い状態で行うことが理想です
朝よりも夜
運動前よりも運動後
入浴前よりも入浴後が効率的です
ストレッチ前の準備
伸ばすストレッチに入る前にストレッチポールや筋膜リリースガンなどで解しておくとストレッチが効きやすくなります
ふくらはぎや大腿などは手がとどきますから手で揉み解すことも出来ます
ストレッチが苦手な方へのお薦め
どおしても力んでしまう、効いているのかわからない等ストレッチが苦手な方には筋肉に負荷をかけるトレーニングがお薦めです
筋トレも筋肉のストレッチと収縮でできています
正しい姿勢のもと可動域全体で表と裏の筋肉をバランスよくトレーニングする事で柔軟性を向上させる効果があります
(逆に可動域全体を使わず狭い範囲で高負荷のトレーニングを実施すると柔軟性を低下させることがあるので注意が必要です)
又、運動不足の方は柔軟性、筋力ともに落ちやすいのでトレーニングがお薦めです
ゴール
ポイントをおさえたら好きな音楽を聴いたり、YouTubeをみたりしながらでも良いかと思います気軽にストレッチをやってみましょう
最終的には適度な柔軟性を自然と保てるような凝りを溜めない体の使い方を体得したいものです
立ち方や歩き方、座り方や起き方、日常の基本的な生活動作を見直してみるといいかもしれません
健康で充実した人生のために癒して、鍛えていきましょう